高崎市営八幡霊園の自由第2種30区 洋式 (間口3mの奥行4m)にて、お墓のリフォーム工事をさせていただきました。大きな墓地に対しては、相応の大きさの石塔が必要だという事がわかりました。

あけましておめでとうございます。

2020年が始まりました。

どうぞよろしくお願いいたします。

私の毎年のお正月の習慣として、数年前に亡くなった父が眠るお墓参りがあります。

お墓は八幡霊園にあり、娘達と一緒に行ってきました。

お墓参りすると気持ち良く、今年も良い年になる気がします。

お墓には、不思議な力があるかもしれませんね。

昨年に、引き続き工事内容をできるだけアップしていきます。

お墓を建てる方、建てた方、お墓に興味のある方は是非ご覧ください。

今回は、高崎市営八幡霊園の自由第2種30区 洋式 (間口3mの奥行4m)にて、お墓のリフォーム工事をさせていただきました。

それでは、工事完成写真から見ていきましょう。

それから、工事前の写真です。↓

今回、工事内容ですが。

①外柵:土台の石材(主に2段目)の目地切れがひどいので一度取り外して、耐震施工をする。

②石塔:既存石塔2基を撤去して→新しい石塔を1基建てる。

③納骨室:御影石で新しくする。基礎も施工する。

となります。

2段目の石材を取り外していきますが、移動式のカニクレーンを使って作業をしていきます。

既存納骨室は、不要なので解体して撤去しました。

2段目の石材の取り外しができました。

基礎工事の地盤は、まず穴を掘って砕石を入れて転圧します。

その後、鉄筋を取り付けました。

その後、生コンクリートを打設しました。

これで、基礎工事は完了です。

階段部分です。

まずは、綺麗に取り外します。

それから下場に、切れ込みを入れてセメントが食いつきやすいようにしました。

切れ込みの周りは、少しはつって切れ込みを太くします。

石材用接着剤を2種類使用しています。

そして、また復元していきます。

左右1段目以外は、取り外したので本当に大変な作業でした。

角にはステンレス製L字金具を取り付けました。

水垢を取る前の写真です。↑

前部分の階段を取り外して取り付けなおしましたが、水垢もきれいに落としました。

↑2段目の石材も、汚れを落としました。

↑この汚れは数十年もの間たまった水垢なので、とても頑固です。

↑この水垢を落とすだけで約2日かかりました。

↑次に、耐震施工の棒を差し込む穴を空けました。

↑作業時間は水垢を落とすのと同様にかかりました。

特に、穴を空ける位置決めに時間がかかりました。

↑それから、冒頭で言い忘れましたが、外柵(土台)後ろ1段目は交換しました。

写真は、その1段目の石材を運搬しています。長さは墓地の間口と同じ3mです。

↑納骨室の取り付けです。

↑少し複雑な設計です。

耐震も考えて、組み込み式で取り付けました。

↑石と石の角には、ステンレス製L字金具を取り付けます。

↑1段目の石材に耐震施工用の穴を空けます。

中腰での作業は、腰にきますね~。

1つの部材に対して、2ヵ所の穴を空けます。

↑棒を差し込んだ写真です。

↑接着剤も使います。

左右2段目の石材取り付けですが、あらかじめ2段目には穴を空けてありましたので、1つづつ丁寧に取り付けていきます。

↑後ろの1段目石材も同様に穴を空けます。

↑接着剤を使い同様に取り付けていきます。

↑次は、階段周りです。

こちらの石材は、少し小さめで穴の深さなど気を使いました。

同様に取り付けました。

工事途中ですが、虹がきれいに見えました。

(*こちらの写真を、お施主様に見せたところ大変喜んでくださいました。)

次に、お石塔手前に高さ15㎝の階段が取り付けられました。

階段というよりかは、ひな壇でしょうか。

次に、敷石の取り付けです。

こちらの波模様は私がデザインしました。

お石塔には、ステンレス棒ではなく四角い石材を使いました。

塔婆立ての台は、はめ込み式です。

塔婆立ての笠をも耐震施工として、はめ込み式にしています。

塔婆立ての笠石にも、穴が空いています。

墓誌(過去碑)にも、穴が空いています。

納骨室の中は、2段になっています。

2段目は、石棚があり前2つは取り外し可能です。

もしお骨がいっぱいになればそこを外して、1段目に納骨できるようになっております。

その後、コーキング目地をして2~3㎝の大きさの化粧砂利(フィリピン産黒系)を入れました。

文字彫刻は、私が彫らせていただきました。

○○家と彫らないのは、後でだれでも使えるようにとの事です。

塔婆立ても高級型で、とても綺麗です。

墓誌の幅は、90㎝あります。

通常は、55㎝くらいですからとても大きいですね。

数家族が使うので、大きくしたそうです。

周辺の掃除をして、完成です。

リフォーム工事は、新しくお墓を作るよりも作業時間がかかります。

今回は、約20日程度かかりました。

とにかく、傷をつけずに石材を取り外していくのが時間がかかります。

また、耐震施工であるステンレス棒の取り付けも、水垢を落とすのもたくさん時間が必要でした。

そのおかげか、お客様からは良い工事をしてもらって、お石塔や墓誌も大きいし本当にありがとうと感謝されました。

無事、納骨も終わり社員一同ほっとしております。

この度の工事のご依頼、本当にありがとうございました。

 

ブログを見てくださり本当に、ありがとうございます。

たくさんの石材店がありますが、私ども天翔堂も創意工夫、こだわりをもって一生懸命お墓を建てさせてもらっています。

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