お墓のデザイン制作にあたり思う事 ㈱天翔堂オリジナル

お墓のデザインが出来ましたので、アップします。それと、つぶやきます。



昔は手書きで制作していたのですが、今はパソコンで制作しています。

パソコンで出来る今、求められるデザインは手書きの時代より複雑化しました。

しかし、それも中国やインドで安価な人件費があればの話。

複雑なデザインは手間が当然かかりますので、費用は高くなっていくはずです。

でも、デフレが原因か値段競争で価格麻痺なのかわれわれ業者は、この手間代というのを軽んじていました。

しかし今、少し状況が変わってきています。為替問題と人件費高騰、それにともないこの手間代を重んじなければなりません。

その状況がデザインにも反映されます。もともと、石は複雑で小さなものになるほど壊れやすい。

だから、本当は直線的で大きい方が、磨きも持続するし壊れにくい。

自分が実際、作業するとしたらこんなデザインいやだなっという事と、ニーズとの折り合いです。

でも結局、デザインする事が好きなのでついつい複雑化する事は、しょうがないと自分に言い聞かせてしまいます。

中国語で言うと (没办法 mei ban fa)ですね。

パソコンでただ制作できるのと、製品や現場を経験してから制作するのとでは同じようなデザインでも変わるという事ですね。