神奈川県川崎市にて、3尺最高級氏神様の設置をさせていただきました。
2018年3月20日 火曜日
私、天翔堂の店長、岡崎と申します。
群馬県高崎市にてお墓や、氏神様などの工事をさせていただいております。
最近は4ヵ月になる娘の笑顔を見るのが趣味になっております。
それでは、皆様よろしくお願いいたします。
先日、神奈川県川崎市にて、3尺最高級氏神様の設置をさせていただきました。
その様子を、写真を撮りましたのでご覧ください。
鉄工所を営んでいるお施主様は、おもてなしが素晴らしく、缶コーヒーや荷物を一緒に下ろしてくれたり、工事の準備などたくさん手伝ってくださいました。
そのおかげで、準備がとても速くて、すぐに設置工事にとりかかる事ができました。
こちらの基礎は、お施主様が施工されたものです。
基礎工事ができる方は、やはり職人のお施主様が多いです。
基礎は表面の仕上げは、ある程度でいいのですが、水平や直角を出すのが難しいので外仕事の経験のない方は少しハードルが高いかもしれません。
こちらの基礎は、プロ顔負けの出来栄えでとても素晴らしい基礎でした。
一番下の台石を据え付けるのに、墨出しをしています。
モルタルを敷いていきます。
移動式小型クレーンを設置しましたら、石を吊り上げていきます。
この台石は、約1m角です。
とても重かったのですが、無事設置できました。
次の台石を設置する為に、接着剤を塗ります。
今回はこの一番下の台石は磨いてあります。
この磨きは、通常はありませんが今回はお施主様のご希望で磨きました。
磨きがある場合は、金額が多少変わってきます。
天気予報より少し早く、雨が降ってきました。
それほど、強くないのですが、この後どれだけ降るのか心配です。
2段目、3段目、4段目、5段目と同様に施工していきます。
一番上の台も、磨いてあります。
石は加工で表情が全く変わりますが、この台だけみても磨きとコブ出しという二つの表情が有り、石の魅力が増えて良いと思います。
本体の取り付けです。
階段や小柱など装飾が細かいので、取り扱いには十分注意が必要です。
細かいという事は、ぶつかったりするとすぐに壊れてしまう可能性があるという事です。
同様に接着剤を使用します。
御守りが入る部分は、観音開きになっています。
工事中に、扉が開くと危険なのでマスキングテープで開かないようにしておきます。
柱の設置は難しく、笠の下にあるホゾ穴に同時に2つ入れなければなりません。
氏神工事の山場ですね。
右側の穴2つが柱が入る部分です。
無事に取り付けができました。
扉もきちんと開け閉めできます。
先が見えてきましたので、少し休憩がてら近くのお寺様の墓地に行ってきました。
高台にあり眺めが良かったです。
むこうに見えるのは、ゴルフ場です。
周りに緑が多く、とても落ち着く場所です。
完成しました。
柱にも磨きが入っています。
こちらの磨きはサービスさせていただきました。
本体は小叩きという加工になっています。
これで、小叩き、コブだし、磨きと3種類の加工が入いりました。
後ろには、施工した日とお施主様のお名前を彫刻しました。
磨いていない部分に彫刻するのは少し難しいです。
磨いていないと、サンドブラスト用のゴムがよく貼りつかないので、専用接着剤を使います。
彫りあがった後、色を入れますが、細い針金を使い手作業にて入れていきます。
とても根気のいる作業ですが、私にとっては、とても楽しい作業でした。
彫刻や細かい作業は好きです。
最後は皆様一緒に記念撮影です。
氏神様の高さは約180㎝です。
自分の身長は約175㎝です。
本体が約90㎝、台も約90㎝です。
3尺最高級氏神様をご検討の方は参考にしてください。
今回、車で2時間半くらいの場所で初めて行く場所でした。
氏神様の製作に2か月くらいかかりましたので、お待ちいただいている間、その距離の為にご心配おかけしたかと思いますが、暖かく迎えていただき無事に設置できました。
本当に、快いご対応に感謝しています。
また、こちらはお施主がご自分で製作された鳥居ですが、こちらが設置された時にはまた、お伺いたいと思います。
その時は、またよろしくお願いいたします。
今回のご依頼、本当に本当にありがとうございました。
岡崎
今日はブログを見てくださり本当に、ありがとうございます。
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