高崎市八幡霊園の55区にて、新規墓石工事をさせていただきましたのでご紹介いたします。

2018年 平成30年 3月 22日 木曜日


昨日は、なんと雪が降りました。

まさか、この時期にとテレビでも言っていました。

お彼岸入り以外は、天気が悪くお墓まいりする方も大変だと思います。

はじめまして、私、天翔堂の店長 岡崎です。

群馬県高崎市で、主にお墓の仕事をさせていただいております。

今回は、高崎市八幡霊園の55区にて、新規墓石工事をさせていただきましたのでご紹介いたします。

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55区は第3種墓所になります。

第3種の大きさは、2.5mの3mです。

霊園事務所を通り過ぎて、最初の曲がり角を左折します。

それから、お寺を左に見ながら少し行くと十字路がありますので右折します。

右折して、すぐこちらの55区が見えてきます。

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お施主の墓地は、一番端です。

お墓に挟まれているよりかは、工事しやすい場所です。

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基礎穴を掘る日は、たまたま庭屋さんと作業が重なってしましました。

土質は、それほど石も入っていなくサラサラとしていて作業はしやすい土質でした。

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きれいに平に掘っていきます。

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2トンダンプに約一台出ました。

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こちらの墓地は、すでに布基礎があります。

その基礎の内側を掘って砕石を入れて転圧します。

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その後、納骨室や水抜き、鉄筋などを取り付けます。

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鉄筋は2段で組んであります。

両端は折り曲げてあり強度を出してあります。

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生コンクリート打設は、一輪車での搬入です。

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生コンクリートは、以外に重くバランスを保ちながら運ぶのは大変です。

こぼさないように慎重に作業します。

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流し入れる時は、一番体力を使います。

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バイブを入れて振動を使い、生コンクリートを平にしていきます。

また、生コンクリートの中の空気を出して強度を出していきます。

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水平にならして、生コン打設作業は終了です。

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生コンクリートが乾いた状態です。

これから、石材搬入作業を開始します。

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搬入は、隣接する道路からトラックのクレーンを使いました。

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道路からの落差は、3mから5mくらいありますので、慎重に作業します。

また、石材の施工は移動式小型クレーンを使います。

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一番下の部材を取り付けました。

石と石がくっつく部分には、接着剤を使用しています。

元からある基礎は、水平が少しあまい部分がありましたが、モルタル(砂とセメントと水を加えたもの)で、調整しながら水平に設置しました。

 

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内側には、ステンレスの耐震金具を使用します。

今回は金具を入れる時に、接着剤も使用してみました。

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穴を空けて、アンカーボルトを取り付けます。

穴の位置を出すのに時間がかかります。

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合計16か所穴を空けます。

L字ステンレスの耐震金具は合計で8か所です。

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石と石。

石と基礎の補強として、接着剤と併用しています。

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次に、埋め土の砕石を入れていきます。

最近では、埋め土をしない工法もありますが、弊社では昔ながらの工法を採用しています。

この埋め土には、カロート(納骨室)を動かなくする、また、お石塔以外の付属品(過去碑や物置台)を置くときに必要です。

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埋め土で納骨室を周りから抑える、そして、お石塔が上にのってまたその重みで抑えるという、二つの力によって納骨室は動かなくなります。

ですから、最近増えてきた埋め土を使用しない工法は、1つの力が無くなる事になります。

そのかわり、埋め土をしなければ、外柵(囲い石)に土圧がかからない、また、水染みが外柵に出ないという利点もあります。

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貼り石は、モルタルを使います。

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勾配を付けて、後ろから手前に水が流れるように施工します。

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カロート(納骨室)は、2段目を全面石棚にしました。

手前は、取り外しできますので、お骨を土に還す事も出来ます。

全面を石棚にした理由としては、一段目に水が溜ると骨瓶が倒れる時が多々ありますので、最初からなるべく一段目には骨瓶を置かないという目的です。

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羽目(2段目の囲い石)を取り付けていきます。

接着剤を丁寧につけていきます。

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長い部材なので、慎重に取り付けます。

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取り付けが終わりました。

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次に、塔婆立てです。

同様に接着剤を使用します。

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塔婆立ては、ホゾ加工があります。

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そこに、塔婆立ての柱を入れていきます。

接着剤も使用します。

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次に芝台(お石塔の一番下の台)です。

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その次は、中台です。

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中台から上は、ダボ穴に石のダボが入ります。

耐震施工で、ステンレスの棒を入れたりしますが、弊社では石を使用しています。

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次に上台です。

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次にスリンです。

同様に接着剤を使用して、ダボ加工です。

ダボ穴に入れる時は、慎重に慎重に作業します。

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お石塔本体とスリンの間にも、ダボ加工がしてあります。

接着剤も入っています。

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次は、墓誌台です。

水平をよく見て取り付けます。

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灯篭は、部材が多いので両方の灯篭が綺麗に取り付けてあるか確認しながら作業します。

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最後に目地をして完成です。

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後ろはこんなデザインです。

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親柱のデザインはかなり特徴がありましたが、全体的にシンプルなのでワンポイントで良いアクセントになったと思います。

お石塔は中国産のG668という白御影石で模様が細かい石です。

外柵(囲い石)は、G623という白御影石でよく使われている安定している良い石です。

参考にしてください。

今回、お墓工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。

これから、長いお付き合いになると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

岡崎


 

 

ご覧いただきありがとうございました。

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株式会社 天翔堂(てんしょうどう) 店長 岡﨑 輝行

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