高崎市営八幡霊園の20区にて、二世帯で使える(親子で使用できる)新しいお墓『二世帯墓』が完成しました。
皆さま、こんにちは。
㈱天翔堂の岡﨑です。
今日は、1月14日月曜日です。
三連休の方も多いかと思います。
今回、高崎市営八幡霊園の20区にて、二世帯で使える(親子で使用できる)新しいお墓『二世帯墓』が完成しましたのでご紹介させていただきます。
二世帯墓というのは、今、私が考えた造語ですのであまり気にしないでください。
昨今、継承者問題が騒がれていますが、今回は継承者問題を無事にクリアしてお墓を親子で建てた事例になります。
はじめに、完成写真です。
洋型石塔の正面には、2家の名字を彫刻しました。
また、花立にも2家の異なる家紋を彫刻しました。
こちら施工前の写真です。
既存のコンクリート製品は、経年劣化により目地切れなどがあり、動いてしまっている部分もありました。
また、植木はすでに枯れてしまっています。
八幡霊園では通常、枯れた植木に関しては、通常ご自分で植え替えをしなければなりません。
今回のお墓は、植木無しのデザインですので、植え替えなどは関係ありませんでした。
また、境界部分以外を全て石に取り換えるようになりました。
(*八幡霊園では、境界部分の石やコンクリート製品は、お隣のお墓と共有しています。
ですから、新しくする事はできません。)
不要な部分は、一輪車で運び出して撤去しました。
また、埋め土は量が多く、大きな袋に3つほど出ました。
植木の根っこが広がらないように埋められていた、コンクリート製の箱(升)も撤去しました。
境界の部分は、曲がっていたのでまっすぐに据え付け直しました。
次に砕石を入れて、ランマーという機械で転圧しました。
その上には、メッシュと呼ばれる鉄筋網を敷きました。
これで、生コンクリートを入れる準備が出来ました。
生コンクリートを入れてから、数日経った写真です。
これから、石を据え付けていきます。
手前の部材から据え付けて行きます。
その前に、隣のお墓の部材が経年劣化で動いていましたので、そちらを直させていただきました。
石の部材を取り付けた後は、補強のステンレス金具を取り付けます。
石と石、石と基礎、また境界のコンクリート製品にも取り付けました。
砕石を入れて、貼石をしました。
だんだんと形になってきました。
貼石などの目地もしていきます。
次に灯篭を途中まで取り付けます。
その後は、洋型墓石の一番下の台を取り付けます。
接着剤をたっぷりと使用します。
灯籠、墓誌台、塔婆立てなどを据え付けました。
現場では着々と工事を進めている頃、弊社工場では文字彫り作業が進んでいました。
文字彫り作業は、主に私の担当です。
黒御影に近い石でしたので、非常に硬く、いつもより時間がかかりました。
自社工場にて彫り終わった洋型石塔などを、据え付けました。
石塔と、その下の台には耐震施工がされていて、少しの地震では動かないような工夫がされています。
最後に掃除、点検をして完成です。
この度は、墓石工事のご依頼誠にありがとうございました。
お墓は、建ててから長い長いおつきあいになります。
何かご不明の点、また気になる事がありましたらお気軽にお問い合わせください。
また、これからお墓を建てる方は参考にしてみてください。
今回、既存の納骨室を使用しましたが、新しくする事もできます。
ブログを見てくださりありがとうございます。
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