高崎市浜川町の来迎寺様にて、故人が大好きだったネコや猫の足跡を彫刻した、和風墓石が完成しましたのでご紹介いたします。しかも、バリアフリー設計でお墓参りもらくらくです。
こんにちは!
群馬県一円でお墓の工事をさせてもらっています。
㈱天翔堂の岡﨑です。
会社の住所は、高崎市ですが旧群馬町になります。
お客様には、イオンの近くですと言うとすぐわかるようです。
それでは、高崎市浜川町の来迎寺様にて、故人が大好きだったネコや猫の足跡を彫刻した、和風墓石が完成しましたのでご紹介いたします。
最初に来店くださったのは、お施主様のお母さまでした。
ガンをわずらっていて、余命3ヵ月だったそうです。
意気消沈していて、かける言葉もないほどでした。
それでも、子供に迷惑をかけたくないとお墓の相談に来てくださいました。
約1年後、お施主様(息子さん)から、亡くなったお母さまの為にお墓をつくりたと相談を受けお墓を建てさせていただく事になりました。
天翔堂を選んだ理由は、亡くなったお母さまから天翔堂さんの事を聞いていていたからとの事でした。
本当に、ご縁というかありがたい話です。
それでは、基礎工事からご説明していきます。
まずは根掘りをして、砕石を入れます。
今回は、地盤が一部ですがやわらかいと感じましたので、念のために樹脂杭を打ちました。
その後、機械で転圧しました。
その後、型枠を製作して取り付けました。
杭は、生コンクリートと一体化する為、17㎝くらい地面から出しています。
硬い地盤にあたり、打ち込めない部分はカットしています。
次に、鉄筋を組んで水抜きを取り付けました。
生コンクリートを入れて、平にしてから面取りなどをして基礎工事完成です。
1週間たち、コンクリートが乾いたらお墓本体の工事に入ります。
石と石が、合わさる部分には必ず石材用接着剤を使います。
前後左右、縦の水平を見て、さらに石と石の合わさり目に段差ができないか慎重に取り付けていきます。
内側の石と基礎コンクリートに、また、石と石にステンレス金具をアンカーボルトでとめていきます。
お石塔には、四角い石で耐震施工をしています。
お石塔の下にも、穴が空いていてそこに入れていきます。
和型墓石は、高さがありますので地震で動いたり倒れやすいのですがそれらを防ぐ為に取り付けています。
ネコが好きだった故人の為に、お孫さんが絵を画きました。
それを、石のプレートに彫っていきます。
ゴムに転写して、カッターで切れ込みを入れます。
それをサンドブラストで彫っていきます。
細い線なので、慎重に彫っていきます。
完成です。
こちらは、納骨の時に一緒に入れる事となりました。
お孫さんと息子さんが、故人へ感謝を込めて贈りました。
それから私は納骨の時に、いつも骨瓶に名前を書いてもらいます。
油性マジックの出が悪かったのですが、今回は(ありがとう)と、故人のお名前、納骨の日付を書いてもらいました。
こうする事で、後々誰が見てもこの方のお骨だとわかりますね。
たくさんのお骨があると、わからなくなる場合がけっこうあります(;^ω^)
小雨でしたが、無事に納骨も終わりました。
こちらのお寺様は、ペット霊園(ペット納骨堂)もあり、大好きなネコちゃんにも会えるし、故人にも会えるというとても画期的お寺様でもあります。
最後に、もう一度完成写真です。
お石塔の石種は、インパラブルーといいます。
南アフリカ産の石で、所々ブルーに光るのでとても綺麗です。
ツヤも良いですし、私はけっこう好きです。
お施主様も、こちらの石種を選んだ時は、これ以外は考えられないといった感じでした。
今回のお墓づくりは、お施主様のお母様が亡くなったという事で始まりました。
私どもは、ほとんど生前の故人に会う事なくお墓を作らせてもらう事が多いですが、
今回はそのお母様にも生前、お会いする事が出来ました。
また、ご家族が大好きだったネコの彫刻も、納骨室に納めたプレートも記憶に残る素敵なお墓づくり、納骨式だったと思います。
良い体験を、良いお墓づくりをさせてもらって大変ありがとうございました。
それでは、ブログを見ている皆さまのお墓づくりの参考にしていただければ幸いです。
また、わからない事がありましたらメールやお電話いただければと思います。
岡﨑輝行
ブログを見てくださり本当に、ありがとうございます。
たくさんの石材店がありますが、私ども天翔堂も創意工夫、こだわりをもって一生懸命お墓を建てさせてもらっています。
少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。ご質問等ございましたら、お電話やメールで受け付けております。
フリーダイヤルは 0120-027-375
メールは info@tensyodou.com お間違いのないよう、よろしくお願いいたします。
施工例 をご覧になりたい方は こちらです 。
ペットのお墓は こちらです 。