群馬県渋川市北橘町八崎にて、旧墓石撤去の後、新しく洋風墓石を建てました。平な墓地ではなかったので、整地が大変でしたが無事終わりました。
㈱天翔堂の岡崎です。
群馬県高崎市で、お墓の工事をしております。
先日、 群馬県渋川市北橘町八崎にて、旧墓石撤去の後、新しく洋風墓石を建てましたのでご紹介いたします。
それでは、完成写真からどうぞ。
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完成後↓
完成前↓
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それでは、ご説明いたします。
お客様は、当初インターネットで天翔堂を見つけてくださりご連絡いただきました。
何度か打ち合わせをした後で、正式に工事のご依頼をしてくださいました。
お客様が、お先祖様から受け継いだお墓は、一人で一つのお墓だったり、夫婦で一つのお墓だったようで15基~20基くらいあったでしょうか。
実際は地中に埋まっていたものもあり、見た目より多かったと思います。
工事の順番としては↓
①閉眼供養(ご先祖様の魂を石から抜く法要)
②旧墓石の撤去
③基礎工事
④新しいお墓の施工
⑤開眼式(ご先祖様の魂を石に入れる法要)になります。
まずお寺様に、閉眼供養をしてもらってから、この古い石塔や台を撤去していきます。
運搬車を使いましたが、手作業で運搬車に古石塔を載せました。
運搬車で道路際まで、運んでからトラックのクレーンでダンプに載せていきます。
職人さん手作業だったので、二日目は筋肉痛だったようです。
古石塔の撤去が終わると、基礎工事になります。
ご先祖様の、お骨が埋葬されているとの事でしたが広範囲で掘ってみてもなかなか出てきませんでした。
埋葬した場所は、親から子へ伝えたり、もしくは小さい頃に親が埋葬したのを見ていたなどの記憶などがあります。
しかし、実際はその記憶があいまいになってしまっていたり、お骨がすでに土に還ってしまった場合などでお骨が出てこない事があります。
次に、掘った穴に砕石を入れます。
その後、ランマーという機械で転圧して地盤を固めます。
その後、鉄筋を2段で組みました。
水抜きも、セットしました。
次に、生コンクリートを入れていきます。
大きな機械は入らないので、一輪車で運びました。
距離があるので3人かかりです。
型枠がぶつかる部分は、気泡が出て基礎が見える部分がブツブツになりやすいです。
ですので、専用の器具を使ってなるべく気泡を取っていきます。
生コンクリートを水平にして、きれいに仕上げました。
その後、1週間から10日ほど乾かして基礎は完成です。
それでは、石材の取り付け工事に入っていきます。
型枠を取り外してから、セメントと砂と水を練ったもので水平をとりながら取り付けていきます。
石と石が合わさる部分には、必ず石材用接着剤を塗っています。
接着剤は、2種類使っています。
ステンレスのL字金具は、石と石、石と基礎、に取り付けています。
接着剤は太陽に当たらない部分は効果が持続しやすく、日が当たる部分は劣化しやすい特性があります。
お墓の解体をしているとわかるのですが、目地など日が当たる部分は約10年ほどで劣化しているのに、内部の日が当たらない部分は10年たっても接着効果は持続しています。
効果が持続しているので、なかなか解体できないという場面はいくつもありました。
石がズレないような方法として①接着剤を使う②ステンレス金具の取り付け③石を石にはめ込む設計 があります。
納骨室は一番大切な部分なので囲い石と、ほぼ同じ厚みの石材を使います。
ここは大切な所なのですが、この厚みの半分ほどで施工している業者さんもありますので注意が必要です。
カロート(納骨室)が、取り付けられました。
その後、埋め土をして貼り石をします。
それから、お石塔や墓誌、塔婆立てを取り付けて目地をします。
最後に、周りに化粧砂利を撒いて掃除をして完成です。
サービスとして、砂利止めのブロックを設置しましたが、意外と時間がかかりました。
お石塔は、側面が丸く加工されています。
敷石も、滑り止めの彫刻があります。
古石塔の撤去から、完成までとても時間がかかりました。
サービス品も、ある程度しっかりしたものなので時間がかかりました。
最後はお堂に預けてあったお骨を納骨して、無事法事が済み、お客様も喜んでくださったようです。
お客様から、差し入れも度々頂きまして大変お世話になりました。ありがとうございました。
ご覧いただきありがとうございました。
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≪氏神様 お稲荷様 専門店≫
株式会社 天翔堂(てんしょうどう) 店長 岡﨑 輝行
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