群馬県高崎市中泉町にて、白御影石の洋型墓石が完成しましたのでご紹介いたします。

墓石専門店 ㈱天翔堂の岡崎です。

群馬県高崎市中泉町にて、白御影石の洋型墓石が完成しましたのでご紹介いたします。

 

1.床堀り・転圧作業

まずは、お墓づくりの土台となる基礎工事から始まります。

古い土を掘削し、地盤の高さや状態を丁寧に整えたあと、**ランマ―(締固め機)**を使ってしっかりと転圧していきます。
この作業は一見地味ですが、仕上がりの強度を大きく左右する、とても重要な工程です。

写真のように、職人が振動を全身で受け止めながら、細かい場所までムラが出ないよう慎重に締め固めていきます。
しっかり締まった地盤ができて初めて、長い年月に耐えられる強固なお墓が出来上がります。

 

2.鉄筋組み・型枠の設置

転圧が終わると、続いて鉄筋を組み、型枠を組み立てる作業へ。

墓石は見た目以上に重く、長年の風雨や地震にも耐えなければなりません。そのため基礎内部には鉄筋を配置し、さらに生コンクリートとの一体化を高めるよう、鉄筋の高さ・ピッチ・位置を細かく調整していきます。

今回の現場でも、鉄筋の交点一つ一つを確認しながら、丁寧にワイヤーで結束。
型枠もズレが生じないよう、水平器を使って細かくチェックしながら組み上げました。

この段階で施工精度が決まるため、時間を惜しまずしっかりと作り込むことが大切です。

■3.外柵(囲い石)の取り付け

出来上がった基礎に外柵(がいさく)を取り付けていきます。
四角く組まれた枠がしっかりと水平を保つよう、ハンマーや水平器を使いながら慎重に調整されています。

石の高さや角の出具合は後の工程にも響くため、この段階での丁寧な施工が非常に大切です。

また、専用のステンレス金具も取り付けていきます。

 

埋め土には、コンクリートの製品を入れました。

隙間には、水はけの良い砕石を入れます。

納骨室の中はあまり見た事ないと思いますが、こんな風になっています。

弊社オリジナルの棚です。

骨壺が置ける棚は、取り外し可能です。

お石塔には、ステンレス棒を入れます。

墓誌台も、しっかり取り付けます。

塔婆立ての台です。