群馬県安中市鷺宮にて、旧墓石の撤去工事と、新しく洋型墓石を建てる工事がございました。撤去工事は、竹の伐採からでして機械の搬入や石材の運び出しも大変な作業でした。
㈱天翔堂の岡崎です。
群馬県安中市鷺宮にて、旧墓石の撤去工事と、新しく洋型墓石を建てる工事がございました。
撤去工事は、竹の伐採からでして機械の搬入や石材の運び出しも大変な作業でした。
それでは、洋型墓石の完成写真からどうぞ↓
石種:お石塔などは 黒系御影石 V-1 インド産
石種:外柵 囲い石 白御影石 G-623 中国産
縦長の和洋型墓石になります。
お位牌型と言えば、わかりやすいでしょうか。
手前の、灯篭は旧墓所から移転してきたものです。
工事の順番は↓
①まず新しいお墓を作ります。
②その後、旧墓所から新しいお墓へお骨を移動させます。
③その後、旧墓所の解体、撤去になります。
それでは、新しいお墓の工事からいってみましょう。
まず基礎工事ですが、基礎穴を掘ったあとで、砕石を入れて機械で転圧します。
その後、型枠作成、鉄筋取り付け作業となります。
生コンクリートを打設します。
平にならして、仕上げをします。
1週間~10日間乾かして基礎の完成です。
石材の取り付ける時は、石と石が合わさる部分には接着剤を使います。
そして、4つの角にはステンレスL字金具を取り付けます。
貼り石は、水勾配を見ながら取り付けます。
横羽目(2段目囲い石)も、水平を見ながら取り付けます。
後ろ羽目の、取り付けです。
納骨室内部の写真です。
手前には、取り外しできる板石がつきます。
お石塔の一番下の台です。
次は、上台の取り付けです。
接着剤を使って、取り付けます。
上台には、ほぞ加工がされております。
竿石の下にも、ほぞ加工されております。
四角い石が、ほぞ加工された竿石へはめ込まれる瞬間の写真です。
旧墓所から移される灯篭一対は、お施主様のご希望でした。
この灯篭も、接着剤を使って取り付けます。
目地をして、掃除をしましたら新しいお墓は完成です。
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それでは、旧墓所解体、撤去工事をご紹介いたします。↓
まず、撤去前のお写真です。↓
倒れた竹で、お墓参りしずらい状態でした。
このような大きな石碑は、珍しいですね。
こちらの灯篭の一部を、新しいお墓へ移転しました。
灯篭の背が大きく、手前に階段もありました。
おそらく以前より、竹が増えてしまって管理しずらい状態になってしまったのかと思います。
撤去する前に、お施主様立ち合いのもと、目印を旧墓石に付けておきました。
いざ作業を始めると、この石は?あの石はどうするの?という事になりかねないので、事前の準備が必要です。
旧墓石を撤去する前に、竹の伐採です。
友人の造園屋さんにたのんで、20本ほど切ってもらいました。
竹は、専用のノコギリでないと切れないそうです。
また、伐採した竹を倒す技術も慣れてないと難しいですね。
途中にある、この土のう袋も、一度外しました。
竹を伐採して道ができました。
その後、ユンボを搬入して埋まっている墓石を取り出します。
埋まっている石が多く、予定より撤去する石が多くなりました。
ユンボが大活躍です。
墓所入口一体が、畑になっており、トラックを停めた場所は通路でした。
ここから、墓所まで100mほどありまして狭い坂道になっています。
通路の途中は、このような竹のトンネルでした。
運搬車は、荷台が上下するのでこのような使い方も出来ます。
トラックに3台ほどあった旧墓石がなくなり、綺麗になりました。
旧墓所を撤去すると、とても広いのがわかります。
最後に、土のうを積み直して、掃除をしたら完成です。
新しいお墓が出来上がると、開眼式です。
ご先祖様の魂は、新しいお墓に入ります。お骨も、新しいお墓に移されました。
全ての戒名は、入れる事がなかなかできないので今回は、(〇〇家先祖代々諸精霊)と墓誌に彫刻しました。
竹藪の中では、お参りしずらかったですが、これからはバリアフリー設計のお墓でお参りしやすいと思います。
それでは、長文でしたがご拝読ありがとうございました。
岡崎
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株式会社 天翔堂(てんしょうどう) 店長 岡﨑 輝行
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