高崎市営八幡霊園65区にて、グレー系御影石の洋型墓石が完成しました。石塔は、お施主様がこだわった、桃のようなデザインになっていて、ベンチがついています。
こんにちは
墓石専門店の ㈱天翔堂 店長の岡崎です。
今回は、高崎市営八幡霊園65区にて、グレー系御影石の洋型墓石が完成しましたのでご紹介いたします。
石塔は、桃のようなデザインになっていて、お施主様のこだわりが見えます。
ベンチが両サイドについていますので、足腰の悪いお年寄りにも、小さなお子さんにも優しく。
座ってゆっくりお墓参りできるという事で、最近は大変人気があります。
それでは、完成写真からどうぞ。
↓
八幡霊園65区の様式は、間口1.5m×奥行2m になります。
間口150㎝
奥行200㎝になります。実際の寸法は、すこし大きく出来てます。
それでは、工事のご説明をさせていただきます。
まず、基礎工事からです。
どうぞ。
すでに、両隣にお墓が出来ていました。
根掘り、砕石を入れてランマーで地盤づくり、その後、納骨室の型枠と鉄筋の取り付けです。
両隣にお墓が無い場合は型枠は入れますが、今回は、縁切りの薄い板を両隣の境界と前後に入れます。
その後、生コンクリートを入れて水平に仕上げて完成です。
基礎コンクリートが乾きましたら、石材取り付け工事に入ります。
同時に、文字彫刻作業も進めます。
今回は、梵字を石塔正面に彫りました。
ベンチの前には、お名前を彫りました。
ちなみに、下場には切り込みが入っています。
石がズレない、一工夫です。
まずは、外柵の主要部分から取り付けます。
内側、四隅にはステンレスL字金具が取り付けられます。
石と石、石と基礎に合計12カ所とふんだんに取り付けます。
こちらはの施工は、オプションではなく標準装備 *(車ではないのですが、わかりやすい為)になっています。
ベンチ周りは、部材が多いため、特に大変な作業です。
見えない部分は、薄い石材を使っても良いのですが、弊社では比較的厚めの石材を使っています。
その分、収納スペースは小さくなるので一長一短ありますが、今回は頑丈なベンチという事で作らせていただきました。
納骨室は、ホゾ加工になっています。
〇印の部分に、ハマるようになっていて、この加工も弊社のお墓の特徴の1つです。
納骨室が、取り付けられました。
納骨室の棚石は、奥に一枚、手前にも棚石が付きます。
実は、こちらの蓮の花は、現場彫りです。
実際に石材を取り付けた後で、バランスを見ながら彫刻しました。
貼り石の下地は、水はけの良い砂利になっています。
石貼りをしてあるので、雨水もほとんど浸透していかないのですが、念の為こちらの砂利を使っています。
張り石の目地など終わりましたら、お石塔の取り付けです。
納骨室の上に、接着剤を塗って準備をしていきます。
芝台の取り付けが、終わりました。
こちらは、塔婆立てになります。
ベンチも、取り付けが終わりました。
上台の取り付けが、終わりました。
石塔は、ステンレス棒を入れます。
接着剤でもかなり効果はありますが、ステンレス棒を入れる事で、ある程度の地震には対応できると思います。
墓誌は、風をイメージしています。
目地をして、掃除をして完成です。
㈱天翔堂では、お客様のご要望を大切に1つ1つ形にしていきたいと思います。
デザインも、ご予算も一度ご相談くださいませ。
ありがとうございました。
岡崎