国産(茨城県)石材の砕石場や加工場へ、見学に行ってきました。

2018年10月5日

こんにちは。

群馬県一円で、お墓の仕事をさせていただいています、高崎市の石材店 天翔堂の岡﨑です。

先日、茨城県の真壁石、稲田石の丁場(砕石場)見学に行ってきました。

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加盟している日本石材産業協会さん主催で国産材の見学、勉強会に参加させていただきました。

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こちらの石造は、100年前に作られたもので茨城県の石工さんの技術力が高さがわかります。

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次に、真壁石の砕石場へ行きました。

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下を見下ろす場所からの撮影ですが、下にも道路が有り、原石が運び出ししやすくなっています。

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こちら私です。断崖絶壁で恐くて、顔が引きつっています。(笑)

次に、加工場へ行ってきました。

自動で成形する機械もあります。

手作業での加工もあります。

美しい物は、何でもそうですが丁寧に時間をかけています。

日本でも、中国でもやっている事は同じです。

しかし、こちら茨城県の墓石加工場では、より丁寧に時間をかけているので良い品が出来上がるそうです。

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石を磨く時には、このような砥石やバフを使います。

荒い番手をおろそかにすると、ツヤは出ませんので技術力が必要な作業です。

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蓮華もできるそうですが、複雑な彫刻物はコスト的に中国にはかなわないかもしれませんね。

こちらの工場見学の後は、ホテルで座学をして1日目終了です。

2日目は、稲田石の丁場見学から始まります。

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こちら稲田石の丁場では、ジェットバーナーで石を切りだしていく方法が主流だそうです。

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御影石は火に弱いので、切るというよりは飛ばすという感じでしょうか。

今回は、雨の為作業は見れませんでした。

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大きな原石が採れます。

稲田石は建築材として主に使われている歴史があるそうです。

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原石の石割体験です。

穴を空けて、楔を打ち込みます。

これは、ビシャン加工をする機械。

手作業だと石が割れる可能性がありますが、こちらはエアーでやさしく加工できるので薄い石でも加工可能です。

 

いろんな加工道具があります。

なかなか見れないビシャン加工の作業です。

その後に、稲田駅に行きました。

稲田駅のすぐ隣に、石の博物館があり無料で入れます。

稲田石、国産石材、またたくさんの石の標本が並んでいまして大変勉強になりました。

石好きにはたまらない場所だと思います。

今回、国産銘石アドバイザー研修という事で、真壁石や稲田石の知識はそれなりにあったつもりでした。

しかし、実際に山を見たり勉強をしてみると知らない事がまだまだ多く大変勉強になりました。

今後も、全国の石の山を見て国産石材の知識を増やすとともに、国産石材産業を守っていくという意味でも国産材の使用頻度を高めていきたいと考えています。

こちらの動画は、真壁石の近くで採れる石で(やさとみかげ)と言います。

今回、勉強会で知り合いました原石を扱う方々が製作された動画です。

最後に研修の修了証書をいただきました。

これを励みに、国産石材の魅力発信していければと思います。

 

ブログを見てくださり本当に、ありがとうございます。

たくさんの石材店がありますが、私ども天翔堂も創意工夫、こだわりをもって一生懸命お墓を建てさせてもらっています。

少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。ご質問等ございましたら、お電話やメールで受け付けております。

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